40代を前にして見えてきた、本当に大切なこと Vol.2

 40代を前にして見えてきた、本当に大切なこと Vol.2:人との付き合い方を見直した理由

40代が近づいて変わってきた人との関わり方

年齢を重ねるにつれて、自分の時間の使い方や人とのつきあい方についてよく考えるようになりました。特に40代が近づくにつれ、「どんな人と、どんな距離感で付き合いたいか」を見直すようになりました。

以前は「誰とでもうまくやらなきゃ」「いい人だと思われたい」という思いから、無理をしていたことも多かったように思います。でも今は、それが自分をすり減らす原因になっていたと気づきました。

無理して人と付き合わなくてもいいと思えるようになった

昔は、少し違和感を感じる相手とも、我慢して関係を続けることがありました。会話のあとにモヤモヤしたり、必要以上に気を使ったりしても、「大人なんだから」と無理に笑っていた時期もありました。

でも今は、「この関係は今の自分には合わないかもしれない」と思ったら、無理して続けなくてもいいと思えるようになりました。少しずつ距離をとることで心がラクになり、本当に大切にしたい人とのつながりに意識を向けられるようになったのです。

これは相手を否定することではなく、自分を守るための選択です。心地よく過ごすためには、適切な距離感を保つことも立派な優しさだと思います。

距離をとることは悪いことじゃない

以前の私は、人との距離を置くことは「冷たい人」と思われるのではないかと不安に感じていました。だからこそ、本音を隠したり、無理して明るく振る舞ったりしていたのです。

でも今は、適度な距離があるからこそ、長く穏やかに関係を続けられると考えるようになりました。自分の気持ちに正直になることが、お互いにとって誠実な関係を築く一歩になると感じています。

大人になるというのは、「近すぎず、遠すぎず」のちょうどよい距離感を知っていくことなのかもしれません。その心地よさを大切にしたいと思っています。

自分にとって心地よい関係を大事にしたい

今は、自然体でいられる人との関係を大切にしています。たとえば頻繁に会わなくても、ふとしたときに連絡を取り合い、お互いを思いやれる関係性。そうしたつながりに心が癒されます。

若い頃は、質より量でした。とにかく多くの人と関わることが重要だと思い、知り合いの数やSNSのフォロワー数を気にしていた時期もありました。それが自分の価値を示すもののように感じていたのです。

でも今は、気を使わずにいられる信頼できる人が数人いれば、それだけで充分。そうした人と過ごす時間は、自分らしくいられる貴重な時間です。

誰とどのように過ごすかは、日々の気持ちの安定にも大きく影響することを実感しています。

自分を大切にすると、周りとの関係も変わる

最近つくづく思うのは、自分を大切にすることで、人との関係も自然と良くなっていくということです。無理をせずに関わることができる相手とは、自然な思いやりや優しさが生まれやすくなります。

逆に、自分の気持ちを抑えて無理を続けていると、だんだんとストレスがたまり、人との関係にも悪影響が出やすくなります。

40代を目前にして、「心地よさ」を軸に人付き合いを考えるようになったのは、自分の心の声にしっかり耳を傾けられるようになったからだと思います。他人の価値観ではなく、自分にとって本当に大切なものを基準に選べるようになったことは、大きな成長です。

まとめ

人とのつきあい方を見直すことは、わがままでも自己中心的でもありません。それは、自分の人生をより豊かに、穏やかにするための大切な選択です。

誰と、どう関わるかを自分で選ぶこと。それが、自分自身を大切にすることにつながります。

これからも、自分にとって心地よい関係を大切にし、自然体で毎日を過ごしていきたい。そして、そうした選択を迷わずできる自分でいたいと心から思っています。

 

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