今日の小さな育児メモ

育児メモ 小さな育児メモ

 今日の小さな育児メモ
**「“私”じゃなくて“オレ”って言った日」**

 

 

 

子どもの言葉づかいって、本当に少しずつ変わっていきます。
気づいたときにはもう、前に使っていた表現が自然となくなっていて、「あれ?前はこんなふうに言ってたよね」と思うことがよくあります。

最近の変化で特に印象に残っているのは、子どもが自分のことを「私」から「オレ」と呼ぶようになったことでした。
本当に自然に、いつの間にかそう言うようになっていたんです。
特別なきっかけがあったわけでも、誰かに教えてもらったわけでもなく、ある日突然、「オレ」と言い始めました。

「オレがやるよ!」「オレもうできるもん!」と、元気いっぱいに言う姿を見て、私は思わず笑ってしまいました。
でもその一方で、胸の奥がじんわりと切なくなるような、不思議な気持ちにもなりました。

あんなに可愛らしく「わたしね、きょう〇〇したの」と話してくれていたあの声が、もう聞けなくなるのかなと思ったら、ほんの少しだけ寂しさがこみあげてきたんです。

でも同時に、「ああ、成長してるんだな」と感じました。
「オレ」という言葉には、子どもながらに自分の意思を持ち、少し大人びた印象があります。
きっと保育園の友だちの影響もあるのかもしれません。真似したくなるような、かっこいいお兄さんが周りにいたのでしょう。

第一人称が変わっただけで、こんなに心が動かされるなんて、自分でも驚きました。
言葉って、その人の個性や成長を表すものなんだと、あらためて思わされました。

こういう小さな変化にちゃんと気づけたことが、私はちょっと嬉しかったです。
慌ただしい毎日の中で、つい見落としてしまいがちな一瞬。でも今回は、その瞬間にしっかりと気づけました。「オレがやる」っていう元気な声を、私はこれからもきっと忘れないと思います。

これからも、こんなふうに子どもは少しずつ変わっていくんだろうな。
いつの間にか、どんどん大きくなっていくその姿を、私はこれからもちゃんと見守っていきたいと思います。

今日のこの気づきも、大切に残しておきたい育児のひとコマです。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました